篠塚さんはイチローが憧れた男であり、選手時代の実績は原辰徳と比較しても遜色はなく、またプレイスタイルも華があり、監督候補としてもあがってもおかしくはないと考えています。
また、原辰徳より年上で先輩であり、辰徳氏いわく生涯で守備が一番うまい選手は誰かと聞かれたら、篠塚さんと即答するほどの腕前です。
篠塚和典の守備や通算成績は?生涯打率など!2軍の監督?
名前 篠塚 和典 (篠塚 利夫)
出身地 千葉県銚子市
生年月日 1957年7月16身長 176 cm
体重 68 kg
高校 銚子商業高校
銚子商では2年夏の甲子園で4番打者として優勝。
76年ドラフト1位で巨人入りし、19年間の現役生活でリーグ優勝8回、日本一を3回経験。首位打者を2回、ベストナインを5回、ゴールデングラブ賞を4回獲得しています。
94年限りで現役を引退後は巨人でコーチを務めたほか、09年WBCで打撃コーチとして日本の連覇に貢献しています。
また、背番号も6であり、坂本勇人のような華麗さも備えていました。
篠塚 和典/篠塚 利夫
1651試合 .304(5572-1696)
92本塁打 628打点 55盗塁 132犠打巨人(1976-1994)pic.twitter.com/sDPgUzSNqt
— プロ野球通算成績bot (@npb_player_bot) March 18, 2018
篠塚和典の通算成績は?華麗な守備
シーズン打率3割以上を5年連続も含めて7回記録しています。また、主力選手としてチームの6度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献しました。
81年の.357という打率は巨人の日本人の野手としては、歴代2位の高打率です。
生涯成績
安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
1696 | 304 | 92 | 628 |
巨人歴代NO1のセカンド
巨人の歴代一位のセカンドを選べと言われれば、間違いなく篠塚です。非常に精度が高いことで定評がありましたが、ベンチから任せてもらえるようになったのは、レギュラー定着して5~6年目からでした。
投手・打者の駆け引きを観察し、その都度打球の行方を予測して守備位置変更を行うようでした。仁志敏久に似ているものがありますね。
巨人の1980年代の女性人気選手であり、オシャレで有名
球界のファッションリーダーともいわれ、原辰徳と女性人気を争っていました。
篠塚和典が2軍監督との噂はどうなった?
篠塚氏は現役時代に2度の首位打者に輝き、巨人では現役引退後は打撃部門などで2度のコーチを務めています。
打撃理論には定評があり、イチローは篠塚に憧れており、少年時代に使ったバットは篠塚モデルは有名です。
また、原前監督が2度目の指揮を執った06年には篠塚氏も復帰、2軍監督に就任すれば指導者として10年以来3度目の古巣復帰であります。
巨人の一軍打撃コーチ、一軍守備・走塁コーチ、総合コーチを歴任しています。
巨人 来季2軍監督は篠塚氏有力候補 就任なら指導者3度目古巣復帰― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/MI6Lv3P4d9
— スポニチアネックス/スクエア (@sponichiannex) October 7, 2018
ただ、噂だけでおわありましたね。
篠塚和典は練習の時は鬼軍曹!野村克也も認める大天才
温厚そうに見えるが「練習の時は鬼軍曹ですよ」と非常に厳しいことを明かされています。
また、評論家時代、社会人選手を対象とした講習会に招かれ、そこでも「バッティングは難しいものじゃない。ボール球でも打てる球を打てばいい」と語っており、対照的に配球を重視する野村克也(当時シダックス監督)に「やはり天才は違うね」と評されています。
篠塚和典と原辰徳の関係は?守備争いも
ライバルというか当時の内野手は専門がダブっていたりして、仕方なく原辰徳さんがセカンドを守らざるをえなかった事情があります。
サードを守っていた中畑清の怪我でサードに原辰徳が回り、セカンドに篠塚利夫(現・和典)さんが入った。
怪我治った中畑清さんがファーストに回りました。
期待度では断然原辰徳さんでしたが、成績は篠塚利夫(現・和典)さんの方が上かな。
原辰徳さんは現役時代から、もし自分が監督になったら篠塚利夫(現・和典)さんをコーチに入れたいと言ってたほどです。
天才篠塚和典のバッティング理論の著書は?児童・初心者向け指導書を出版
子供向け本を出版しています。
プロが教えるバッティング入門―プロの技、駆け引き、戦術を伝授!!
バッティングの基本と球種別・コース別、またケースに応じた打ち方、うまくなるための効果的な練習法を詳細かつわかりやすく解説した、つねに上をめざす人のためのバッティング・バイブルとなっています。
6歳からの広角打法
型か、対応力か、軸は前足に、トップで作る手首の角度、ほか、身体が小さくても打てる、最巧の打撃理論と練習法を教えています。
まとめ
川相監督の退団で衝撃をうけるものの、篠塚氏が2軍監督に選ぶのであれば、コーチとしても選手としての実績でも納得がいきます。
天才型の篠塚さんの指導に選手がついているけるかが心配ではありますがね。