今年の大竹寛は、年俸50%減の推定2625万円でした。評判で、なぜ戦力外にしなかったのか疑問があったほとでした。
2020年は復活し、年俸がアップしています。成績はどうなのでしょうか。
今季の大竹は6月1日に初の1軍昇格を果たすも、登板機会を与えられないまま、わずか2日後に2軍落ち。20日に再び登録され、以降は4試合を無失点に抑えています。
巨人・大竹寛の今や現在は?戦力外危機・引退危機から復活・回避!
広島一岡竜司を放出して大竹寛をFAで獲得
広島の中継ぎとして大活躍の一岡竜司を放出して、大竹寛を獲得しました。若きリリーフエースとして広島カープの主力の一角を担っていいます。
この件が、人的補償で若手をプロテクトして、長野久義や内海哲也の生え抜きのレジェンドの流出につなかったとも言われています。
大竹寛の成績
大竹寛は2018年シーズン、登板数2試合に留まり、投球回数9イニングスで防御率6.00という成績でした。
2018年シーズンは特に酷いのだが、そもそも巨人に移籍した2014年以降は規定投球回数に到達した事すらありません。
大型契約をした選手として、まさに不良債権という言葉が似合う投手でした。
大竹寛はトレード・引退・戦力外の噂もあった
今年前半の巨人関係者の話です。2013年オフにFAで巨人へと移籍したが、その後は5年間で23勝しか挙げられず期待ハズレとなりました。
特に昨年はわずか2試合の登板に終わり、1勝1敗、防御率6.00という成績で戦力外通告もあり得ました。
「大竹は確かに一軍で結果を残せていません。しかし、昨季二軍では9勝4敗、防御率2.97と一定の成績を挙げています。35歳という年齢はネックですが、確かにほしがるチームがいてもおかしくはありませんね」
ただ、政権交代で昨秋復帰した原監督が「寛ちゃんはまだ使えるだろ」と鶴の一声でトレードや戦力外を辞めたと言います。
2019年の正月に原監督は大竹を下記のように評価しています。
「大竹は山口俊と勝負。大竹は僕のことが大好き。誘えば『行きます!!』ってどこでも来る。」
(
➡巨人大竹&森福が戦力外になりそう。大竹の広島カープ復帰はありえる?-https://t.co/MeKYCh6EYE
※巨人のFA戦士・大竹寛&森福允彦が戦力外になりそう。黒田博樹、新井貴浩に続き、大竹の広島カープ復帰はありえる?#大竹寛 #森福允彦 #巨人 #戦力外 #carp #カープ pic.twitter.com/B7JupdLZ61
— ⊂( ●▲●)⊃かーぷぶーん (@carp_buun) September 23, 2018
大竹寛は2019年に完全復活した理由は?
今季の大竹は6月1日に初の1軍昇格を果たすも、登板機会を与えられないまま、わずか2日後に2軍落ち。20日に再び登録され、以降は4試合を無失点に抑えています。
原監督になったから
やはり原監督が好きだったからでしょうか。2019年は活躍をしています。
原監督は「なかなか気っぷがいい。見習ってほしい、若い投手には」と絶賛しています。
宮本コーチも下記のコメント
「大竹ってのは応援したくなるね。声枯れちゃってさあ。大竹の応援で。うれしかったねえ。リリーフ陣がああやって頑張って最後まで抑えたっていうのが。この上ない喜びですよ」
絶体絶命の場面で腹をくくった投球ができるのは、素晴らしいですね。
宮本コーチも現役時代は縦に割れるドロップカーブを武器にしていたので、緩急のあるピッチングを伝授しているのかもしれません。
8勝2敗 防御率1.99。勝利数・防御率でリーグトップと気が付けばエース級の働きの山口俊。ここまでフル出場でリーグ打率3位のセンター丸はもちろん、適度に使われ渋い働きを見せる陽、度々存在感を発揮するキャッチャー炭谷、さりげなく投げさせる大竹となんだかんだ原監督はFA移籍組を上手く使うよな。
— プロ野球死亡遊戯 (@shibouyuugi) June 29, 2019
大竹寛は謙虚
3試合連続無失点と結果を残しましたが、まだ謙虚です。
「与えられたところしっかり、バッターを1人ずつだと思ってやっている。1日1日が勝負だと思っている。続けていきたい」
大竹さんが躍動したようで!#大竹寛 pic.twitter.com/WIFNq8SdKC
— 鴨川のG垢 (@kamogawa_giants) June 30, 2019
大竹寛の年俸が復活
年俸が2375万円あがり、5000万になりました。
年度 | 年俸(万) | 差額 | 年齢 | 球団 |
2020 | 5000 | 2375 | 37歳 | 読売ジャイアンツ |
2019 | 2625 | -2625 | 36歳 | 読売ジャイアンツ |
2018 | 5250 | -1750 | 35歳 | 読売ジャイアンツ |
2017 | 7000 | -3000 | 34歳 | 読売ジャイアンツ |
2016 | 10000 | 0 | 33歳 | 読売ジャイアンツ |
2015 | 10000 | 0 | 32歳 | 読売ジャイアンツ |
2014 | 10000 | 0 | 31歳 | 読売ジャイアンツ |
2013 | 10000 | 3500 | 30歳 | 広島東洋カープ |
2012 | 6500 | -1500 | 29歳 | 広島東洋カープ |
2011 | 8000 | -1500 | 28歳 | 広島東洋カープ |
2010 | 9500 | 3000 | 27歳 | 広島東洋カープ |
2009 | 6500 | 1400 | 26歳 | 広島東洋カープ |
2008 | 5100 | 1700 | 25歳 | 広島東洋カープ |
2007 | 3400 | 0 | 24歳 | 広島東洋カープ |
2006 | 3400 | 1300 | 23歳 | 広島東洋カープ |
2005 | 2100 | 1450 | 22歳 | 広島東洋カープ |
2004 | 650 | 50 | 21歳 | 広島東洋カープ |
2003 | 600 | 0 | 20歳 | 広島東洋カープ |
2002 | 600 | 0 | 19歳 | 広島東洋カープ |
大竹寛の成績が復活
先発から中継ぎとなり重要な役回りとなり復活しました。
2019 | 4勝 | 0敗 | 0 | 8 | 26回 | 2.77 | 9 | 8 | 26 | 8 | 24 | 2 |
2018 | 1勝 | 1敗 | 0 | 0 | 9回 | 6.00 | 6 | 6 | 13 | 2 | 5 | 2 |
2017 | 4勝 | 4敗 | 0 | 69回 | 5.09 | 41 | 39 | 75 | 18 | 50 | 9 | |
2016 | 6勝 | 6敗 | 0 | 91.1回 | 3.55 | 40 | 36 | 91 | 30 | 71 | 6 | |
2015 | 3勝 | 4敗 | 0 | 56回 | 3.21 | 21 | 20 | 56 | 11 | 35 | 5 | |
2014 | 9勝 | 6敗 | 0 | 129回 | 3.98 | 60 | 57 | 127 | 34 | 79 | 13 | |
2013 | 10勝 | 10敗 | 0 | 163回 | 3.37 | 64 | 61 | 152 | 49 | 100 | 13 | |
2012 | 11勝 | 5敗 | 0 | 144.2回 | 2.36 | 44 | 38 | 144 | 43 | 85 | 6 | |
2011 | 1勝 | 1敗 | 0 | 31.2回 | 1.71 | 7 | 6 | 28 | 7 | 15 | 1 | |
2010 | 1勝 | 0敗 | 0 | 18回 | 5.00 | 10 | 10 | 22 | 10 | 9 | 2 | |
2009 | 10勝 | 8敗 | 0 | 185.2回 | 2.81 | 72 | 58 | 177 | 60 | 127 | 10 | |
2008 | 9勝 | 13敗 | 0 | 171回 | 3.84 | 89 | 73 | 189 | 67 | 99 | 19 | |
2007 | 9勝 | 10敗 | 0 | 145.2回 | 3.77 | 72 | 61 | 137 | 59 | 104 | 15 | |
2006 | 6勝 | 13敗 | 0 | 157回 | 4.93 | 92 | 86 | 172 | 54 | 110 | 25 | |
2005 | 10勝 | 12敗 | 0 | 161.2回 | 5.62 | 110 | 101 | 171 | 87 | 161 | 22 | |
2004 | 6勝 | 5敗 | 17 | 82回 | 3.18 | 33 | 29 | 68 | 40 | 91 | 11 | |
2003 | 1勝 | 1敗 | 0 | 8回 | 5.63 | 6 | 5 | 9 | 3 | 5 | 2 |
まとめ
来年も中継ぎとして期待です。