岡本和真の魅力は右の大砲、高卒のスラッガーですよね!高校時代の成績からすごかったのですが、なぜかドラフトは単特指名です。プロ7球団から総勢20人のスカウトが視察に来場しましたにも関わらずです
岡本和真のドラフトレポート!なぜ単独指名で競合がなかったのは?2014
プロフィール
岡本和真(おかもとかずま)
学年:新3年生
出身地:奈良県五條市
出身中学:五條市立五條東中学校(橿原磯城リトルシニア所属)
身長:183cm
体重:95kg
ポジション:ファースト/サード
投/打:右投げ/右打ち
明徳・岸と智弁・岡本 真っ向勝負の2安打2三振!
甲子園五勝、明徳義塾のエース、岸潤一郎投手と高校通算73本塁打の岡本和真内野手が激突した。
甲子園に詰めかけた4万7000人の大観衆が沸いた。
明徳義塾10-4智弁学園 pic.twitter.com/BocOuvyzV0— 青春だった、あの夏の甲子園からの手紙 (@tegami_koshien) September 6, 2014
岡本和真のドラフト!プロのスカウト評価は?
夏の甲子園、地方予選・奈良大会準々決勝の登美ヶ丘戦にはプロ7球団から総勢20人のスカウトが視察に来場しました。
なかでも巨人は6人のスカウトを動員しての視察です。
巨人の評価は以下の通りです。
原監督まで評価が高い!
内田順三2軍打撃コーチ
「無駄な動きがない。トップクラスの選手」「体が開いてバットのヘッドが出てこなかった」
巨人・原辰徳監督
「剛の中に柔のある金の卵。活躍して成長して、1ケタになってもいい」巨人・原沢代表兼GM
「思っていたよりもおとなしくて真面目な印象。将来のクリーンアップ候補として期待している」巨人・山下哲治スカウト部長
「岡本のパワーは、まさに高校生離れ。本塁打の角度がいいし、将来的に三塁手として鍛えたい選手ですね」巨人・山下スカウト部長
「打球の速さ、飛距離は高校生離れしている。打球の角度がいい。(アマでは)トップクラス。大物のホームランバッターになるのは間違いない」
「大物のホームランバッターになるのは間違いない」
岡本和真はドラフトは単独指名だったの?
なぜ、ドラフトで岡本の人気は沸騰しなかったのでしょうか。当時、スカウト陣から多く聞こえた声はこのようなものでした。
「岡本は一塁しかできないでしょ。だったら外国人を連れてくればいいだけの話。一塁しか守れないと現場には推しにくいよね」
清宮もそうでしたが、高校時代ではとびぬけてましたからね。あれだけ指名があったのでしょう。
一方の巨人サイドは三塁も可能と判断して、果敢に指名に踏み切ります。
ジャイアンツも同じ轍を踏んでおり阿部慎之介よりも若い大砲候補は大田ぐらいだったので、将来の4番候補を1人でも多く取っておかなければならなかったのでしょう。
とはいえ、入団から3年間はファームが主戦場でした。球団の育成能力が試される中、2軍戦ではスケールの大きな長距離砲として起用し続けた結果、4年目に才能を開花させます。
巨人の2014年ドラフト1位・岡本和真くんのこの写真があまりにも俺似と話題 pic.twitter.com/ziPbeCfYdu
— kOTOnohaの啓志 (@kOTOnohahiroshi) September 29, 2015
まとめ
やはり、大器は晩成。種を蒔き、水をやり、花を咲かせるまでには、それなりの時間を要するのが普通なのですね。