巨人歴代最強打線は2004年とも言われています。ただ、個人的には個性が生きているのはミレニアム打線かと思います。2000年シーズンの読売ジャイアンツの打線の名称であり、巨人軍監督でであった長嶋茂雄である。
その年がミレニアム(新千年紀)と呼ばれていたことにちなんで命名されました。長嶋巨人と王ダイエーが戦った日本シリーズの“ON対決”で盛り上がったシーズンです。
ミレニアム打線の特徴は?
- 松井秀喜は前年まで主に三番打者で活躍していたため、シーズンを通して四番打者を務めたことが無かったが、ミレニアム打線でついに4番バッターへ!
- 西武ライオンズからドミンゴ・マルティネスを獲得
- 江藤智をFAで広島東洋カープから獲得
- 当初は江藤が3番、高橋由が5番、マルティネスが6番を打っていたが、5月から高橋由とマルティネスの打順が入れ替わった。その後、7月からはマルティネスに代わって清原が5番一塁に入り、8月終わりからは江藤と高橋由が入れ替わってのオーダーでした。
- 攻撃的1・2番コンビを組んだのは他球団なら充分クリーンナップを打てる仁志敏久と清水隆行です。
- 松井は全試合四番打者で出場を果たし本塁打、打点の二冠を達成すると共に、シーズンMVPと日本シリーズMVPも獲得するという活躍ぶりでした。
ミレニアム打線の打順は?4番松井秀喜!強い!
打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 二 | 仁志敏久 | 右 | .298 | 20 | 58 | 11 |
2 | 左 | 清水隆行 | 左 | .271 | 11 | 46 | 11 |
3 | 右 | 高橋由伸 | 左 | .289 | 27 | 74 | 5 |
4 | 中 | 松井秀喜 | 左 | .316 | 42 | 108 | 5 |
5 | 一 | ドミンゴ・マルティネス | 右 | .288 | 17 | 64 | 0 |
清原和博 | 右 | .296 | 16 | 54 | 0 | ||
6 | 三 | 江藤智 | 右 | .256 | 32 | 91 | 7 |
7 | 遊 | 二岡智宏 | 右 | .265 | 10 | 32 | 9 |
8 | 捕 | 村田真一 | 右 | .204 | 7 | 34 | 0 |
村田善則 | 右 | .268 | 3 | 13 | 0 |
なんと年齢層は?
松井26歳、由伸25歳、二岡24歳、清水27歳、仁志29歳と主力のほとんどは20代でした。FA組でさえ江藤30歳、清原33歳でした。
ミレニアム打線のホームラン集
2000 ジャイアンツ ミレニアム打線 本塁打集
巨人史上最強打線とミレニアム打線はどちらが凄いか?
打線だけなら2004年です。チーム年間本塁打日本記録を更新しましたからね~262本でしたっけ!プロ野球史上最強打線でした。でも好きなのは2000年ですね!松井が懐かしい!
まとめ
ミレニアム打線とは、長嶋巨人と王ダイエーが戦った日本シリーズの“ON対決”で盛り上がったシーズンで、両リーグ1位の203本塁打の破壊力でした。
2019年はソフトバンクと巨人の対戦で、それ以来となります。その頃原監督はヘッドコーチだったため、今の打線と比較するとまだ未完成というのもうなずけます。